なぜ急性期脳梗塞で拡散強調画像が光るのか?

国家試験

AM 64 43

発症2時間後の右基底核梗塞のMR像を示す。画像の種類はどれか。

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1. FLAIR

2. T1強調画像

3. T2強調画像

4. 拡散強調画像

5. プロトン密度像

答え4

 

PM 66 1

細胞外液より細胞内液の濃度が高いのはどれか。

1.  Cl

2. H

3. HCO3

4. K

5. Na

答え4

学生の頃は「塩(NaCl)は害()」と覚えていました。

 

 

拡散強調像といえば急性期脳梗塞で高信号になると覚えている人も多いと思うが、なぜ高信号になるのだろうか。

 

それは虚血による細胞性浮腫が主な原因だと考えられています。

虚血状態になることにより、細胞に栄養が行かず、イオンポンプが停止します。イオンポンプが動かなくなることによってNa(ナトリウムイオン)を細胞外に排泄できなくなります。Naが細胞内にとどまることで水がたまるのです。

 

詳しいことは忘れましたが昔高校の化学の授業を受けているとき、「Na(ナトリウムイオン)は水(H2O)が好きで一緒に動く」と習った覚えがあります。・・・Naは塩(NaCl)の構成元素のひとつで塩は水を引き寄せるイメージ・・・ナメクジに塩をかけるやつです。

 

Naが排泄されないのだから水も動かず、拡散されません。よって急性期脳梗塞は高信号になるのです。

 

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