くも膜下出血

 

国家試験 

64 PM 23

くも膜下出血の原因で最も多いのはどれか。

1.脳炎

2.脳梗塞

3.脳腫瘍

4.脳動脈瘤

5.脳内出血

答え4

 

64 PM 87

頭部CT(別紙No,7)を別に示す。考えられるのはどれか。

1.脳炎

2.髄膜炎

3.硬膜下血種

4.硬膜外血種

5.くも膜下出血

64%e3%80%80pm%e3%80%8087-%e5%86%99%e7%9c%9f

答え5

 

65 PM 9

体表から4番目の深部にあるのはどれか。

1.硬膜

2.軟膜

3.くも膜

4.側頭動脈

5.硬膜静脈洞

答え3

 

 

 

クモ膜下出血(subarachnoid hemorrhage)はザー(SAH)とも呼ばれ、くも膜の(arachnoid)の下の(sub)の出血(hemorrhage)である。

出血原因の8~9割は脳動脈瘤である。動脈瘤とは血管が弱い部分が血圧によりコブのように膨れることです。

ではなぜ、血管が弱くなるのか。血圧が高くなるのか。そのメカニズムは今後、記事にしていくつもりです。

くも膜下出血を理解するためにまずは頭の解剖を勉強しましょう。

%e9%a0%ad%e3%81%ae%e8%a7%a3%e5%89%96

 

頭は外側から順に、皮膚、頭蓋骨、硬膜、くも膜、軟膜、大脳皮質、大脳髄質になっています。硬膜の大部分は1枚の板になっていて、硬膜静脈洞が走る部分のみ2層になっています。

静脈洞には横静脈洞,上矢状静脈洞,下矢状静脈洞,直静脈洞,海綿静脈洞などがあります。

くも膜と軟膜の間は脳脊髄液で満たされ、その部分をくも膜下腔といいます。

%e8%a7%a3%e5%89%96%e3%80%80%e3%81%8f%e3%82%82%e8%86%9c%e4%b8%8b%e5%87%ba%e8%a1%80

・鞍上槽(あんじょうそう)(=視交叉槽):視交叉の前方にある。

・シルビウス裂: 外側溝(がいそくこう)とも呼ばれ、前頭葉と側頭葉の間に存在する。

・脚間槽:中脳の腹側は大脳脚と呼ばれる。その左右の大脳脚の間にあるもの。

・迂回遭:中脳の外側に存在する。

・大脳縦裂:左右の大脳半球の溝。

これらは正常所見では脳脊髄液で満たされているため低吸収域となる。

くも膜下出血のCT評価は脳脊髄液を確認する。正常での髄液は低吸収になるので、一部分だけでも高吸収になっていれば、くも膜下出血を疑いましょう。

参考文献

 

未分類の記事